花火大会へ行こう!


「あ、 。このコが…。」

「なんや、そいつ。首輪つけてないようやけど…野良犬かいな?」

自分の手ぇが汚れるんも気ぃ使わんと、そないになでて…。
ワン公もよう になついとるようやないか……。
ははぁ…さては。こいつオスやな?

「へえ、人なつっこい犬やなぁ……どれ。」
おっ!なんやその目ェ!
男には触られたないってか?
よっしゃ、そっちがその気なら……!

おっと、な、なんやねん 、止めんといてくれ!これはオトコとオトコの勝負なんや!!
って、そない潤んだ目ぇして見んといてや……。
アカン…!オレ、その目ぇに弱いねん……。

・・・

「しっかし、よう食うなぁ…よっぽど腹空かしてたんやな……コイツ。はぁ、もう全部食べてしもうた……。」
結局 のために買うてきた”お好み”は全部ワン公に食われてしもうた…。

まあ、自分のそないな嬉しそうな顔が見れたから、エエねんけど……。
ホンマ、カワイイやっちゃなぁ……。

   ドーン!パラパラパラ……。

おっ!始まってしもうたやないか!
「……キレイやなぁ…。」

出店の脇にしゃがみ込んだまま、そのまま2人と、
間にジャマモノ1匹とで、大空に輝く花火を見あげた……。

「夏やなぁ……。」


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