「お好み焼きが食べたいな」
「なんや、自分。腹減ってたんかいな?
けど、この姫条 まどか、”お好み”にはちーとばかしうるさいで?
……なーんてな、まあ祭りやし、定番やな!
よっしゃ!すぐに買うてくるから、ちょい待っててや!」
・・・
はぁ〜、エラい待たされてしもうた。
せやけど、あのおっちゃん、こての使い方が甘いねん!
もっと、こう持って、こう!こうやっちゅうねん!
あーあ、こないにカタチが崩れてもうて……。
まあ、まけさせたったから、エエねんけど……。
ええーっと、
ちゃんは…と。
・・・
おっ!おったおった!!
「スマン!エラい待たせてもうて……。カンニンな!」
ん、なんや……?
「あ、
。このコが…。」
「あ、
。このコが…。」
「ううん、いいの!早く食べよv」